2018年3月30日 19:51

林百貨店(修復後:館内のカフェ)

台南市内中心部、中正路と忠義路2段の交差点の南西角に建つひときわ異彩を放つ茶色の建物が、台湾内部で最初のデパート、林百貨店だ。

この建物が造られたのは昭和7(1932)年。

日本人事業家の林氏が、当時台南でもっとも栄えていた末広町商店街の象徴的商業施設として建設し、台湾内部で初めてエレベーターが設置されたことでも知られている。

自分が初めて台南に来た1990年代後半の頃は、壁の落下を防ぐためであろう全体にネットが張られた荒れ果てた状態だったが、2014年6月に修復を終えてリニューアルオープンした。

外観はこちら
内部の様子はこちら

館内には、お土産物店などのショップのほかにカフェが造られている。

こちらも他のエリアと同様日本統治時代の雰囲気を色濃く残しており、出てくる飲食物も一部は当時のものを再現しているようだ。

一部の座席は畳敷きになっており、これも往時を再現したものだろうか?

値段は一般的な店に比べるとかなり高い気がするが、そのぶん空いているので館内を巡って一休みしたい時には利用価値があると思う。






台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店にあるカフェ(1)

台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店にあるカフェ(2)

台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店にあるカフェ(3)

台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店にあるカフェ(4)

台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店にあるカフェ(5)



【2014年10月撮影】


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2018年1月13日 12:30

林百貨店(修復後:内部)



修復後:概観の様子はこちら



台湾南部で最初のデパート、林百貨店は台南市内中心部、中正路と忠義路2段の交差点の南西角に建つひときわ異彩を放つ茶色の建物だ。

昭和7(1932)年に、日本人事業家の林氏が当時台南でもっとも栄えていた末広町商店街の象徴的商業施設として建設し、台湾内部で初めてエレベーター(フレームだけが館内に展示されている:写真参照)が設置されたことでも知られている。

1988年台湾市政府により「市定古跡」に認定されてはいたものの、自分が初めて台南に来た1990年代後半の頃は壁の落下を防ぐためであろう全体にネットが張られた荒れ果てた状態だった。

が、その後2013年から修復が始まり、2014年6月にリニューアルオープンした。

内部もそれに合わせて白い壁に木製の窓枠、重厚な感じの床材、高い天井からぶら下がる照明と、どこを見ても建設当時の昭和の香りがたっぷり感じられる雰囲気がよみがえっている。

もちろん自分はこの建物ができた昭和7年にはこの世にはいなかったが、日本人なら誰もがこの建物に入るとなぜか遺伝子が震えるような、懐かしい気持ちにとらわれることだろう。

なお、館内の一部はお土産物売場になっているので、単に見学だけでなくショッピングスポットとしても利用できる。






台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店の内部(1)

台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店の内部(2)



エレベーターの扉
台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店の内部(3)



台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店の内部(4)

台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店の内部(5)

台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店の内部(6)

台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店の内部(7)

台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店の内部(8)



【2014年10月撮影】


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2017年10月 6日 15:54

林百貨店(修復後:外観)

台南市内中心部、中正路と忠義路2段の交差点の南西角に建つひときわ異彩を放つ茶色の建物が、台湾内部で最初のデパート、林百貨店だ。

この建物が造られたのは昭和7(1932)年。

日本人事業家の林氏が、当時台南でもっとも栄えていた末広町商店街の象徴的商業施設として建設し、台湾内部で初めてエレベーターが設置されたことでも知られている。

自分が初めて台南に来た1990年代後半の頃は、壁の落下を防ぐためであろう全体にネットが張られた荒れ果てた状態だったが、2014年6月に修復を終えてリニューアルオープンした。

建物の前に掲出されている案内ボードには


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「ハヤシ百貨店」は昭和7年(1932年)12月5日に開業された。
「台南の銀座」と呼ばれる「末広町2丁目」に位置しており、当時の台南市では屈指の商業エリアだった。
このエリアは台湾にとって近代化社会へまい進する重要な象徴となる。
建物は鉄筋コンクリート構造であり、別名「五層樓仔(5階建てビル)」とも呼ばれた。
そのモダンな空間計画や最先端の工法、材料、さらにエレベーターを擁する百貨店の第一店となり、当時台北にあった「菊元百貨店」と肩を並べた。
1988年台湾市政府により「市定古跡」に認定され、並びに2006年徐裕健建築師事務所に保存修理や建物の再利用に関する設計監理業務を委託し、常詠造有限公司が施工を担当し、2013年竣工した。
2014年6月14日に経営事業の委託業者である高青時尚株式会社がプロデュースした文化や創意をテーマとした新しいハヤシ百貨店がリニューアルオープンした。

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と記されている。

現在は、日本人旅行者にとってははずせない観光スポットとなっており、小さな建物ではあるもの、細かく見ていくと現体験としては知らなくてもどこか懐かしい気持ちが胸いっぱいに広がって、いくらでも時間がつぶれる感じだ。

この記事では、まず外観の写真をアップする。






台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店の外観(1)

台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店の外観(2)

台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店の外観(3)

台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店の外観(4)

台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店の外観(5)

台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店の外観(6)

台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店の外観(7)

台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店の外観(8)

台南にある日本統治時代に建設されたデパート、林百貨店の外観(9)



【2014年10月撮影】


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2017年7月16日 17:03

神農街(北勢街)

神農街または神農老街と呼ばれることが多い、台南内やや西部の水仙宮から薬王廟の間のわずか数百メートルの小道。

日本統治代に建設されたと思われる小さな家々が軒を連ね元々風情のあった場所だが、近年観光地としての開発が進み、建物はそのまま残したまま、一部は喫茶店や土産物を売る店になり、また台湾の著名な書などが大きく掲示されたりもしている。

さらに夜にはライトアップがされ、バーのような酒が飲める店も多くオープンして、昼夜関係なく楽しめる場所になっている。

ある意味、台南で一番有名な小道かもしれない。

昔、この地区は五條港と呼ばれる港があってたくさんの船が出たり入ったり、あるいは停泊したりということでたいへん賑わっていて、それに伴って発展したのがこの神農街である。

台南に来たら、ぜひ訪れてほしい場所のひとつだ。






台南市内西部にある、日本統治時代からの古い家屋が立ち並ぶ路地「神農街」(1)

台南市内西部にある、日本統治時代からの古い家屋が立ち並ぶ路地「神農街」(2)

台南市内西部にある、日本統治時代からの古い家屋が立ち並ぶ路地「神農街」(3)

台南市内西部にある、日本統治時代からの古い家屋が立ち並ぶ路地「神農街」(4)

台南市内西部にある、日本統治時代からの古い家屋が立ち並ぶ路地「神農街」(5)

台南市内西部にある、日本統治時代からの古い家屋が立ち並ぶ路地「神農街」(6)

台南市内西部にある、日本統治時代からの古い家屋が立ち並ぶ路地「神農街」(7)

台南市内西部にある、日本統治時代からの古い家屋が立ち並ぶ路地「神農街」(8)

台南市内西部にある、日本統治時代からの古い家屋が立ち並ぶ路地「神農街」(9)

台南市内西部にある、日本統治時代からの古い家屋が立ち並ぶ路地「神農街」(10)

台南市内西部にある、日本統治時代からの古い家屋が立ち並ぶ路地「神農街」(11)

台南市内西部にある、日本統治時代からの古い家屋が立ち並ぶ路地「神農街」(12)

台南市内西部にある、日本統治時代からの古い家屋が立ち並ぶ路地「神農街」(13)



【2012年11月撮影】


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2017年6月30日 18:12

消防隊(消防署)

【注】2017年現在修復工事中


台南市内中心部、7つの道路が交わる民生緑園ロータリーと西側の民生路との交差点に沿って建つ「119」という文字が大きく書かれた白色の塔をもつ建物は消防隊(消防署)の建物だ。

台南は古くから開発が進んだため、市街には商店や住居などの建物が無計画に立ち並び、道路は狭く曲がりくねったものばかりであった。

そのため、一度火が出てしまうと消すこともままならず一気に燃え広がってしまう。

そこで、1913(大正2)年に市民有志の間で、義勇消防隊というものが組織された。

1919(大正8)年に日本統治政府はそれを発展させ、消火や防火活動や台風の被害防止だけでなく秩序維持的な任務を行う警察の補助機関として「公設消防組」を結成した。

1930年(昭和5)年、台南州政府は火の見櫓の役割を果たす塔を現在の場所に建設した。

これは、この塔が当時の台南では最も高い建物のひとつであり、火事の発生と場所を素早く知ることができるためであった。

1937(昭和12)年、塔の両脇に「合同廳舎(総合辨公廳舎)」が建設され、消防詰所、警察会館、錦町派出所となった。

これは現在の台南市消防大隊第二分隊、保五聰隊一大隊第五中隊、民生派出所の元になっている。

なお、建物はひとつのように見えるが、実際はこれら3つの組織が独立した空間に入るように設計されているそうだ。

建設当時の日本統治時代の様式が今なお美しく保たれており、しかも現役で使われているというのがすばらしい。

そのため中に入ることはできないが、外から眺めるだけでも十分に価値はあると思う。






台南市内中心部にある1930年代に建設され今も現役で使われている消防隊(消防署)(1)

台南市内中心部にある1930年代に建設され今も現役で使われている消防隊(消防署)(2)

台南市内中心部にある1930年代に建設され今も現役で使われている消防隊(消防署)(3)



【2010年3月撮影】


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2017年2月18日 19:11

旧日本勧業銀行台南支店

台南市内中心部、忠義路と中正路の交差点にある威風堂々とした灰色の重厚な建物が、旧日本勧業銀行台南支店、現在の台湾土地銀行台南分行だ。

日本勧業銀行台南支店は、台湾で最初にできた台北支店から遅れること5年の1928(昭和3)年に設立された。

勧業とは「事業を提唱し、産業を奨励する」という意味である。

同行の日本統治時代の台湾における表向きの営業方針は、台湾に大量の資金を投入して土地開発、農地の水利事業を推進するというものであったが、実際は信用融資によって台湾の農業漁業を発展させ、日本政府の当時の台湾に対する植民地政策だった「工業は日本、農業は台湾」を達成することにあった。

設立最初は、台南駅前の北門町2丁目(現在は國賓大樓が建っている)にヨーロッパ風建築のオフィスを構えた(写真はこちら)が、1937(昭和12)年に日本勧業銀行の建築課が当地に4年をかけて現在の建物を完成させた。

建設にあたったのは、東京清水組(現清水建設)である。

建物の壁には横に長く花飾り模様の装飾が帯のように貫いているが、ところどころに日本でなじみのある七福神がポイントとしてつけられているところが、これが日本統治時代の建築であることをうかがわせる。

建物を見た時に最初に目が行く道路に面した柱の列はギリシャ神殿様式が用いられており、当時の日本の得意なスタイルである。

柱の内側の歩道部分の天井には「藻井」と呼ばれる、中央に花飾りがついた四角形の枠のような装飾が施されており、その緻密さには目を奪われるが、あちらこちらに燕の巣ができてしまっているのが少し残念だ。

壁にある窓は、上部はインド仏教様式の半円型、下部は四角形になっており、枠にはこれまた精巧な飾りがつけられている。

台南には、このサイトでも紹介している通り日本統治時代の建築物がまだいくつも残っているが、この日本勧業銀行台南支店は独特の造形で重厚な雰囲気が漂い、ほかに類を見ないものとなっていると思う。

おそらく内部も見るべきものがたくさんあると思うのだが、現在もこの建物は銀行の店舗として使用されているため、見学は不可。

また、斜め向かいに建つ林百貨店の屋上からまた違った角度で建物を眺めることができるので、同時に見るといいと思う。

個人的には、台南観光ではずすことのできないスポットのひとつだと思う。






台南市内中心部にある1937年建造の旧日本勧業銀行台南支店(1)

台南市内中心部にある1937年建造の旧日本勧業銀行台南支店(2)

台南市内中心部にある1937年建造の旧日本勧業銀行台南支店(3)

台南市内中心部にある1937年建造の旧日本勧業銀行台南支店(4)

台南市内中心部にある1937年建造の旧日本勧業銀行台南支店(5)



【2014年10月撮影】


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2017年1月15日 18:49

台鐡(台湾国鉄)台南駅

台鐡(台湾国鉄)の台南駅は現役で活躍する歴史的建造物である。

完成したのは何と日本統治時代の1936(昭和11)年。

全体的なデザインは、色こそ異なるものの東京駅の丸の内駅舎のようなヨーロッパの雰囲気が感じられる。

最上部が半円形になった窓やエントランス、柱などに刻まれた細かな彫刻など、いくら見ていても飽きることがない。

常設ではないと思うが、駅の中には日本統治時代の駅の様子を撮影した写真が飾られていたこともあり、それは興味がそそられるものであった。

駅舎だけでなくホームや駅弁などの売店、駅員さんの服装までひっくるめて、まるで昭和30年代か40年代の地方都市の駅のようで、自分のような年代の者にとってはノスタルジックな気分にさせられる。

台南に旅行に来て、もし鉄道を利用する機会がなかったとしても、観光スポットとして訪れる価値が十分にある場所だ。

Wikipediaによれば「台鉄捷運化により地下化が予定されており、現在の前站駅舎などの一部施設は保存、2階部分の鉄道ホテルは復元される見通しである」とのことなので、今の姿が見られるのはあとわずかかもしれない。






1936年に完成した台鐡(台湾国鉄)台南駅の風景(1)

1936年に完成した台鐡(台湾国鉄)台南駅の風景(2)

1936年に完成した台鐡(台湾国鉄)台南駅の風景(3)

1936年に完成した台鐡(台湾国鉄)台南駅の風景(4)

1936年に完成した台鐡(台湾国鉄)台南駅の風景(5)

1936年に完成した台鐡(台湾国鉄)台南駅の風景(6)

1936年に完成した台鐡(台湾国鉄)台南駅の風景(7)

1936年に完成した台鐡(台湾国鉄)台南駅の風景(8)

1936年に完成した台鐡(台湾国鉄)台南駅の風景(9)

1936年に完成した台鐡(台湾国鉄)台南駅の風景(10)

1936年に完成した台鐡(台湾国鉄)台南駅の風景(11)

1936年に完成した台鐡(台湾国鉄)台南駅の風景(12)

1936年に完成した台鐡(台湾国鉄)台南駅の風景(13)

1936年に完成した台鐡(台湾国鉄)台南駅の風景(14)

1936年に完成した台鐡(台湾国鉄)台南駅の風景(15)

1936年に完成した台鐡(台湾国鉄)台南駅の風景(16)

1936年に完成した台鐡(台湾国鉄)台南駅の風景(17)

1936年に完成した台鐡(台湾国鉄)台南駅の風景(18)

1936年に完成した台鐡(台湾国鉄)台南駅の風景(19)




【2014年10月撮影】


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2016年12月18日 18:30

原臺南運河海關

市内西部、民生路を安平方向へと進み運河に出会う直前にある環河街との交差点の南西角に立つ市定古蹟。

通り沿いに説明看板が出ているのだが、一部が破損していて詳細はよくわからない。

日本が台湾を統治するようになり、安平港から市内へとつながる運河の浚渫工事を行ったことで多くの船が街に近い場所まで入って来れるようになり、それに合わせてここに関税などの業務を行う事務所を作ったのが現在に至るまで残されているようだ。

建物は台湾で作られた日本様式の伝統的なスタイルをしており、特に屋根のかかった小ぶりな入口が美しいと評価されている。

西側には回廊があり、地面との境界から上に伸びた柱が屋根を支えている。

内部は白く塗られた木の壁が印象的な大きな事務スペースのほかに小部屋がいくつかあり、建設当時に据え付けられた木製の家具などが今も使われているという。


なお、建物を含め敷地全体が現在も使用されており見学は不可。

自分は知らずに通りから中に入って建物を撮影していたら、事務所から出てきた職員らしき男性に「ここは立ち入り禁止です」と言われてしまった。






台南市内西部に日本統治時代に税関として建設された原臺南運河海關(1)

台南市内西部に日本統治時代に税関として建設された原臺南運河海關(2)

台南市内西部に日本統治時代に税関として建設された原臺南運河海關(3)

台南市内西部に日本統治時代に税関として建設された原臺南運河海關(4)





【2012年11月撮影】


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2016年8月11日 18:08

全美戲院

台南市内中心部、民権路二段と永福路二段との交差点から後者をほんの10-20m南に進んだ右側にある映画館。

自分は最初、日本統治時代に建てられた建物だと思ってるたびにそのレトロな雰囲気が好きだったのだが、実際には1950年開業だそうだ。

第二次世界大戦後それほど時間が建っていないので、もしかしたら日本統治時代の影響を受けているのだろうか。

しかし、実はここは今では珍しい手書きの看板を掲出していることと、米アカデミー賞の監督賞を2度受賞したことで有名な映画監督、アン・リーが通っていた映画館としても有名だ。

アン・リー自身は台南ではなく屏東県の出身だそうだが、ここまで通っていたのだろうか?

手書き看板に隠れてしまって物そのものを細かく見ることができないのが自分としては残念なのだが、風合いのある手書き看板を見るのもそれはそれで楽しいと思う。

よほど興味があるのでなければわざわざ来ることはないと思うが、市内中心部にあるので、ほかのスポットを観光するついでに通りかかったら、ちょっと立ち止まってみるのがいいだろう。



台南市内中心部にある1950年開業の映画館「全美戲院」(1)

台南市内中心部にある1950年開業の映画館「全美戲院」(2)

台南市内中心部にある1950年開業の映画館「全美戲院」(3)

台南市内中心部にある1950年開業の映画館「全美戲院」(6)

台南市内中心部にある1950年開業の映画館「全美戲院」(4)

台南市内中心部にある1950年開業の映画館「全美戲院」(5)



【2014年10月撮影】


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2015年11月29日 17:36

奎楼書院

台南市内やや南部にある、雍正4年(1726年)に建設された文昌帝君を祭った私学機関。

東門円環(ロータリー)から府前路一段を西に100mほど進み、萬昌街へ右折してすぐに左手にある府前路一段90巷34弄に今度は左折して入ったすぐ。赤崁楼方面からだと、民権路をずっと進み有名な菓子・饅頭店の「萬川號餅舗」を過ぎて300mほど行くと府前路一段90巷があるのでそれを右折して100mほど進み、34弄に入るとよい。

当初は現在の中正路と忠義路との交差点付近に「魁星堂」という名で建設され、4大書院のひとつとして名をはせていた。文昌帝君を主神としていたため「文昌祠」という名で呼ばれることもあったという。

嘉慶19年(1814年)、当時の街の名士が集まってお金を出し合い3階建ての豪華な建物に2年をかけて造りかえ「奎光閣」という名前になり、さらに道光13年(1833年)再改名され現在の「奎楼書院」となった。

書院の維持費用は寄付や春・秋に開催される祭事への寄進で賄われ、道徳や詞、歴史などを教えていたらしい。

日本の植民地時代の昭和元年(1926年)に闢馬路開通に伴って現在の場所に移り2階建ての建物となったが、飛行場が近くにあったため第二次大戦中に破壊されてしまった。

しばらくはそのまま打ち捨てられていたが、民國43年(1954年)に篤志家が約98,000元の費用を寄付して1年かけて修復したが、昔に比べると建物はずっと質素なものになった。

修復後しばらくは幼稚園として使われていた。

その後もたびたび修復の手が入れられているようで建物はそれほど古さを感じさせないが、前庭を囲む建物の前にある柱や敷地を囲む壁、中にある石碑などはオリジナルのままだという。

路地の奥まったところにありそれほど有名な史跡でもないため、訪れる人は少ない。



台南市内やや南部にある18世紀建設の学校「奎楼書院」(1)

台南市内やや南部にある18世紀建設の学校「奎楼書院」(2)

台南市内やや南部にある18世紀建設の学校「奎楼書院」(3)

台南市内やや南部にある18世紀建設の学校「奎楼書院」(4)

台南市内やや南部にある18世紀建設の学校「奎楼書院」(5)

台南市内やや南部にある18世紀建設の学校「奎楼書院」(6)

台南市内やや南部にある18世紀建設の学校「奎楼書院」(7)


【2011年3月撮影】







































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