2015年5月16日 21:39
彌陀寺
市内東部、東門路にある鄭成功の時代から「承天府」の名で知られた、台湾で最初の仏教寺院。
彌陀寺は永暦年間の創建、1692年には彌陀室書院として規模が拡大された。
1718年、本堂が改築され大きくなり、鼎中堂などの増築、後部の建物の修復増築、一峰禪師が修業の場として6室の僧房を作るなどして「彌陀寺」と改名され「府城七寺八廟」のひとつとしての評価を受けるようになった。
当時は、荘厳な雰囲気の中に池や竹林がたたずむさまから台南の景勝聖地として知られるようになり、台南の人々がくつろいだり詩を読んだりする場所として愛された。
嘉慶年間にはさらに改修が行われ、台湾古都4大古刹のひとつと称された。
約300年の歴史を経た1965年には、寺の歴史始まってい以来最大の改築が5年をかけて行われたが昔ながらの建造物などはすべて失われてしまい、現在のような道路から見るとただのコンクリート造りの近代的な建物にしか見えないようになってしまった。
そのため、ここが台湾最初の仏教寺院であるとはにわかには信じがたいく、また台南の街なかでたくさん見かける廟とは違って観光客を受け入れているような雰囲気でもない(実際、毎日朝夕には勤行などが行われている)ので、自分はなかなかじっくりと中を見る機会がない。
が、本堂には釈迦牟尼仏、文殊菩薩、普賢菩薩が、本堂上階西側の三聖寶殿には西方三聖像、十八羅漢像が、本堂裏の地蔵殿には地蔵王菩薩、達磨祖師が、後殿には台湾最大の木造の千手観音像があったりと、その面影はところどころに残っているようだ。
寺院入口の門

正面から見た本堂

本堂の中にある小さな仏壇

本堂の裏側

本堂と後殿は橋でつながれている(水はない)

後殿のほうが派手だ

後殿の裏側

【2011年11月撮影】
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